ニコリのパズル「ましゅ」の解法

ニコリのパズル「ましゅ」の解法を纏めてみました。

1 初期画面ですぐに設定できるもの



2 ○と●の決定方法



 

3 解いている途中で出現するパターン

色々あるけど主だったものを集めてみた。








4 実際の問題で出現するパターン

こういう並びの時はこうなるという例を示します。

この例が判るようになればそこそこの問題は解けるようになります。












5 ルールとして存在するが気づきにくいパターン

5.1 作成中にループが完成してしまう

完成図では全体で一つのループにならなければならないはずなのに,途中でループが完成してしまう。

上の例の6や8のような小さなループだとすぐに気づきますが,問題が大きくなるとループを構成する線分が長くなって見つけるのが困難になります。

それ故大きな問題は必然的に難易度が上がります。

5.2 どこを切っても線の数は偶数

ましゅのルールでは矩形内の線は全体で一つのループを作ることになっています。

もう一つは全体で一つのループになるので,どの境界で平行に斬っても切断面の線の数は偶数になります。

この性質を利用して線が通るか,通らないかを決定することが出来ます。

下の図の例だと切断面は6本の線が通っています。

以下に実践例を示します。

 

5.3 未完成のブロック内で線の数は偶数になる

これを知っていると素早く線を確定できます。

じっくり考えれば判ることではありますが,このテクニックを知っているとより速く解くことが出来ます。

是非覚えてください。




 

6 問題の性質を利用したずるい解き方

ましゅは複数解が存在しないように問題を作ってあります。

そのため複数解が存在するようなパターンは解答候補から除去することが出来ます。

以下に例を示します。





7 実際の問題を解いてみる

以下の10行x18列のましゅの問題を解く過程を,量が多いので別ページに載せます。

まずはカンペンを使って自分で解いてみる場合はこちらをクリック。