朝日新聞2004年6月12日のパズルパーク問題

問題

ワインのビンの廻りに数字が沢山あり,その一部が…3145943707…となっている。繰り返し部分は無いとすると,数字は全部で幾つあるか。

ビンのラベルに「数字の並びに潜む意味がわかった者のみが,この美酒を飲むに値する」とある。

解答への道(ヒント)

最初見たとき,「問題の意味が解らねー」と思った。

暫くして,31459から,これってもしかして円周率?とひらめく。

円周率は3.1415926…だから,途中1が抜けて31459か。良く見ると問題は,「ビンの廻りに数字」だ

おー,円周率に違いない

さてさて,円周率からどうやって数字を切り出しているかが問題だ。Super_PI で円周率をテキスト出力して,それを印刷して31459に印を付ける。

しかし,その後がうまく行かない。次に4が出現するのは小数点以下19桁目。43の組合せでも更に先だ。

PI=3.
1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510
5820974944 5923078164 0628620899 8628034825 3421170679

うーん,もしかして円周率とは関係ないんじゃないの?

もう一度問題を良く見直す。

「数字の並びに潜む意味」かー。

うーん,暫く並びを見つめる。

判ったーー。

余りに単純な並びだ。円周率とは縁もゆかりも無い。次に出現する数字は小学校1年生で習う算数でも計算可能。

後は繰り返しが出現するまでどれ位掛かるかということ。

昨日,一昨日とPerlを使ったプログラムをしていたので,勢いを買って今日はPerlを使って計算してみる。

結果を見ると手作業でこれだけの足し算をするのは普通の人はどうか判らないが,私には酷な話し。

100マス計算よりは計算量が少ないから,頑張ってやれば1分以内に計算終了か。

何故ワインのビンが出てきたのか?数字の並びは平面上にあっても良いはず。でもワインのビンの廻りにとしたのはある意味引っかけ問題なんだろうな。廻りと31459の数字。いかにも意味ありげだもんなー。私も引っかかった一人だ。

本日よりEuro2004開幕。楽しみじゃー。