朝日新聞2004年5月22日のパズルパーク問題

問題

三叉路(さんさろ,Y字路)を右左右に進み行き止まりになったので折り返し,左右左に進むと開始位置に戻る。

この条件を満たす地図を描く。途中開始点を通っても良い。

解答への道(ヒント)

関係ない話題だけど,今日は道路がめちゃくちゃ空いていた。特に帰り(21:00〜22:00)の道路はガラガラ。日朝首脳会談のニュースを見るため家にいる人が多かったのかなー。行きの道路も空いていたし。

問題レベルは「易」だけど判りにくい問題。応募は多いけど正解率が低くなるパターンと想像される(6月5日の新聞によると正解率46%,応募は272通。応募は想像以上に少ない)。

問題の記述にある,「次のY字路を右に進み行き止まりになったので折り返し次のY字路を左に進み」を次のように解釈する人が出るだろうな。多分これが原因で正答率は下がるでしょう。

問題をよく読むと次のように解釈できる。

多分出題者の意図はこうだと思う。

それともう一箇所判りづらい箇所があった。

「これら以外に分岐点や折り返し点はありません」

どういうことだ?この文言は無視して考えることにする。

問題文を図に示すと以下のようになる。Sから始めて1,2,3,4,3,2,1,Sの順に辿る。

これだと三叉路が1,2,3の3つある。これをどこまで減らす絵を描けるかということ。

直線だけだとこうなるが,1,2,3を同じ位置にすると最低個数まで減らすことが出来る。

今回は頭で解いてしまったのでプログラムは無し。

ちなみに問題文の解釈を間違えると以下の図になる。この図で7が戻ってくる開始点。つまり7=Sとなるように絵を書き換えるのが問題だと解釈する事になる。